家造りの『勝ち組』って、何だろう?
誰よりもお得に建てることかな。でも、お金だけが全てじゃない。
結論から言うと、人それぞれなんだよね。
・家造りの「勝ち組」の定義は人それぞれ。
・例1「お金」金銭面の勝ち組を目指すには。
・例2「デザイン」生活の豊かさなど精神面の勝ち組を目指すには。
・まとめ
・家造りの「勝ち組」の定義は人それぞれ。
例えば、土地と建物で1000万円くらいで、めちゃくちゃかっこよく、ビルトインガレージや、人気の海外製の食洗機を採用して、太陽光発電を載せて、断熱性も高く、床暖房なんて入れちゃって…。
そんなん、到底無理ですね。
家造りを始める上で、自分が目指す方向性を決めておくことはとても重要です。
ここを決めずに家造りを始めると中途半端な家造りになってしまいます。
できるだけ、金額を抑えて建てるのも勝ち組ですし、デザイン性などの気持ち面や家族の安全や健康面に配慮した家造りも、それはそれで勝ち組なんです。
なので、「私たちの勝ち組の定義は◯◯だ。」という、ブレない心を持ってください。
そのために、こういう記事や本を読んだりして、まずは自分に合った家造りの方針を決めてみてはいかがでしょうか?今回は2つ例を挙げてご紹介します。
・「お金」金銭面の勝ち組を目指すには。
お金なしには、このご時世生きてはいけません。家を建てて、白ごはんと梅干しだけの夕食なんて嫌ですもんね。
確かに、コストを抑えた家造りでお金が浮いた分、投資信託の米国株式の利回りのいいものに積立投資なんかをした方が、生活が豊かになることは間違いないですね。
家を建てる人のほとんどが住宅ローンを借ります。いくら低金利時代と言っても、35年以上の借入れになると、利息だけでもとんでもないことになります。
借りる=支出が増える。 預ける(投資する)=収入が増える
なので、いかに借入額を減らすか、ここをとことん追求するのも、間違い無く勝ち組です。
さあ、それを目指すにはどうすれば良いでしょう。
まずは、突き詰めて考えると、家を建てないことでしょう。笑
ローンの利息もメンテナンス費用もかからないですしね。
でも、家を建てることは家族との時間を有意義にするものですし、圧倒的に生活は充実するので、家を建てる前提で話をしていきます。
①大手ハウスメーカーには近付かない。
大手ハウスメーカーは、素晴らしい技術力やデザイン性を持っている企業が多いですが、ブランドが付いているので価格がお高めです。
機能性が良くて使い心地がいいバックはヴィトンなんかのハイブランドで無くてもいいですよね。
大手ハウスメーカーには、スーパーセールスマン的な営業社員がいたり、納得してしまうようなセールスツールが用意されていて、とても上手に自分の商品を勧めてきます。生涯的なコストは…みたいな話でいつの間にか契約していたなんてことは日常茶飯事ですね。
現在の日本の住宅は、構造面も機密断熱などの性能面も、以前の住宅に比べると格段に良くなってきています。建材も日々進化してメンテナンス性も向上しています。ローコスト住宅でも、ちゃんとした会社であれば問題なく建築できるはずです。
まずは、近付かないこと。それが一番ですね。
②投資的な価値観を持つ。
まずは、さっきお話ししたような、ローンを多く借りれば借りるほど、投資的な感覚で言えば損をすると言うことを常に頭に入れておきましょう。
借りる=支出が増える。 預ける(投資する)=収入が増える
ですね。
さらに、家を建てたり、土地を買ったりする際も、万が一手放すことになっても値下がりしにくいものを選ぶことが大切です。
例えば、家で考えると、ハウスメーカーのブランドや長期優良住宅などの国の認定している制度、奇抜なことはしない売れやすい間取り(=使いやすい間取り)でしょうか。たまに、ハウスメーカーの建売住宅が建築されて1年くらい売れ残っていて、大幅にディスカウントされていることもありますが、そういうのもありなのかもしれませんね。
土地はもっと重要です。建物はどんどん評価額が落ちていくのは目に見えていますが、土地は逆に価格が上がることも考えられます。これから土地の価格が上がりそうな場所なのかなどはちょっとでも考慮して買いましょう。完全に読み切ることはできないですが、それを裏付ける指標はありますので、いつか解説していきますね。
③目移りしない強い心を持つこと。
家造りをすると、色々なものに出会います。展示場や水回りのショールームなんかに行くと、ついつい、良いものに手が伸びてしまいます。何があなたの勝ち組だったかを忘れないで、折れない心を持ちましょう。
・「デザイン」生活の豊かさなど精神面の勝ち組を目指すには。
朝起きて、素敵な家と好きなインテリアに囲まれて過ごすモーニングルーティン。憧れますね。
家を建てることのメリットの一つとして、生活の豊かさが格段と向上することが挙げられます。
好きなテイスト、デザインを追求して建てた家で生活することは、「明日も仕事を頑張ろう」「この家と共に家族を大切にしよう」とかを思える活力を生みますね。
これも一つの勝ち組ですね。
では、それを目指すにはどうすればいいでしょうか。
①まずは好きなテイストを決める。
展示場に行ったり、本を読んだり、インスタを見たり。家族でどんなデザインの家に住みたいかを方向性を決めることが重要です。
あれもこれも、いいところだけを切り取って家を建てると、最終的にチグハグになることが多いんですね。一本の軸を決めていくんですね。
②それを叶えることができる住宅会社を探すこと。
住宅会社のホームページにあるのが施工例です。それを見ながら、自分たちの好きなデザインで建てれそうなところを探していきます。
できれば2〜3社は見つけたいですね。
そこに、コンペのような形でプレゼンテーションをしてもらい、納得できる住宅会社を選定していきます。
③設計士と話せる機会を持つこと
住宅会社と契約すると、基本的に設計士は選べません。
勝手に担当が決まってしまうんですね。
この設計士という立ち位置は非常に大事。センスがないと務まりません。
なので、営業マンと話すだけではなく、設計士と話せる機会を必ず作ってもらいましょう。
その設計士との話も住宅会社を選ぶ要因の一つになります。契約前に話した設計士がいれば、おそらく、その設計士があなたの家を担当してくれるでしょう。
・まとめ
いかがでしょうか?勝ち組の定義は人それぞれで、色々な定義があると思います。
今回は2つだけご紹介しましたが、どっちも人によっては勝ち組なんですね。
周りの意見より、自分が信じる勝ち組の定義を見つけてみてください。
そして、それぞれの勝ち組を目指すには、行動が大きく変わってくるということです。
それに気づかず、何も考えずに行動してしまうと失敗する可能性があるので、戦略立てをして行動することが大事ですね。
・住宅建築の勝ち組の定義は人それぞれ。
・まずは、自分にとっての勝ち組は何かを考え、曲げないこと。
・その勝ち組の方向性によって、動き方が変わってくる。