家造りをするなら凄腕設計士を仲間にせよ。

こんにちは。

少し前に「トップセールスを仲間にする」という記事を書きました。

今回は、「凄腕設計士を仲間にする」方法を解説していきましょう。

かなり大事なことなので、是非、実践してみてください!

シバケン
シバケン

凄腕設計士を仲間にすることは理想の家を建てるためには必須です。

センスが良くて、自分の理想の家を実現してくれるので、是が非でも仲間に加えたいですね。

目次

・凄腕設計士に担当してもらう理由

・凄腕設計士に担当してもらう方法

・まとめ

・凄腕設計士に担当してもらう理由

凄腕設計士を仲間にすると、間取りはもちろん、仕様やデザイン、照明、インテリア、お庭まで、理想の家を提案実現してくれます。

ワンピースでいうとサンジとかナミくらい超重要なポジションです。

凄腕設計士を仲間にすることは、トップセールスの営業マンを仲間にするのと同じぐらい重要視した方がいいと思います。

私も設計士の端くれですが、凄腕設計士はとても勉強熱心な印象です。

素晴らしい建物があると聞いたら建築旅行に行ったり、雑誌やインスタなどのSNSに目を通し、トレンドも外しません。

常に最新の情報を仕入れ、何かお客さんに提案できるものがないかを探しています。

センスは盗むもの。

自分で住宅業界のトレンドを作ることはできないから、いち早く情報を入手する。

建築に貪欲なんですね。

住宅にはトレンドがあります。

私が住宅業界に入ったときには、和モダンが流行っていました。

今では、インダストリアルスタイル(ブルックリンスタイル)などが流行っており、当時は想像もしていませんでした。水回り動線なんかも、10年前はここまで盛り上がっていませんでした。

経験上、ハウスメーカー、ハウスビルダーに多いのですが、自分達が普段からよく使うもの、よく設計する間取りに凝り固まってしまい、最新の良いものを提案しない設計士もいます。

これは、意外にベテランの設計士も当てはまるのですが、ずっとやってきたものに縛られて、変化していけなくなるんですね。僕も時代には置いて行かれたくないです…。日々、勉強ですね。

凄腕設計士は、そういうものに敏感で積極的に取り入れてくれますし、メリット、デメリットも理解していることが多いので適切に判断して設計をしていきます。

頼りになりますね。

ちなみに、設計士というのは間取りを考えることも重要ですが、間取り自体はどの設計士でも真似できます。

しかし、仕上げ方や窓の配置などは経験とセンスがものを言います

例えば、すごく雰囲気のいいモデルルームがあって、その間取りを渡して、これ通りに建てて欲しいと工務店にお願いしたとしても、間取りは同じ。でも、全く雰囲気が違う。なんてこともよくあります。

近代建築の3大巨匠のミース・ファン・デル・ローエさんは「神は細部に宿る」と言ってましたが、ひとつひとつの細かい収まりなどデザインを大きく変えることになるんですね。深い。

さらにいうと、凄腕設計士は要望の意図的確に汲んでくれる。コミュニケーション能力も長けていることが多くアドバイスをくれます。

このような様々な理由で、是が非でも凄腕設計士を仲間にしたいですね。

・凄腕設計士に担当してもらう方法

基本的に、ハウスメーカーを決めて契約したら、自動的に手の空いている設計士が割り振られます

施主は設計士を、基本的には選べません。

先ほど話したように、すごく重要な立ち位置にも関わらず選べないんです。

ほどんどの方がハウスメーカー選びに没頭してしまい、設計士のことまで頭にないことが多いです。

ハウスメーカーならどの設計士でもレベルが高いだろうというのも違うので、どうにかして選べないかの策をお伝えします。

①「契約前」に設計士の話を切り出すこと

ここが一番重要です。

「契約前」というところ。

契約前の商談を重ねている段階で、設計士はいい人をつけてほしい、担当する設計士の代表作を見せてほしいなどの話をすることです。

また、商談の段階で「直接、設計士の方と話をさせてほしい」ということも大事です。

商談の段階で話をしにくる設計士は、社内や顧客からの評価の高い設計士を連れてくることが多いはずですので、その設計士の話している内容が納得できて、頼ることができそうなら、「もし、契約したら、今日話をしてくれた設計士の◯◯さんを担当につけてもらうことはできますか?」と伝えるといいと思います。

仮に、契約した後に「設計士を選べますか?」とお願いしても、「みんないい設計士ですよ」などと言ったり、手の空いている経験年数の浅い社員を「新進気鋭の設計士です」などど言って紹介されるかもしれません。

住宅購入で、こういう要望が通りやすいのは、契約前であることは頭に入れておいた方がいいと思います。

②住宅情報誌やホームページのスタッフ紹介などをみて、指名して話を聞きに行く。

住宅情報誌に、ばっちり好みの建築事例が載っているものがあれば、話を聞きに行く前に、電話で問い合わせをして、「あの建物に感動したから、あの建物を担当した設計士に話を聞いてみたい」と伝えてみてもいいでしょう。

あとは、スタッフ紹介のページに代表作なども書いてあるようであれば、その内容も見て問い合わせをするといいと思います。

問い合わせを受けて指名された設計士も、自分の作品が認められたと思うので、力を入れてくれることでしょう。

③そもそも設計士が窓口の住宅会社に行く

この企業形態の会社が、最近増えてきていると思います。

設計士が営業の業務も設計の業務もこなすという事業形態です。

これは、最初の窓口が営業マンではなく、設計社員になるので、営業マンを選ぶように設計士を見定めることができます。

こういう事業形態の会社は、予約してお店に行くことが多いので、これも店長などの肩書きを持つ設計士がトップ設計士だったりもするので、一言伝えてみてもいいかもしれません。

・まとめ

いかがでしたでしょうか?

設計士というポジションは家造りをする上で非常に重要なポジションです。

凄腕設計士を仲間にすると理想の家に近づきます。

しかし、正直当たり外れというものは少なくともあると思います。

気が合う合わないもありますしね。

なので、契約前に設計士と直接話したり、担当する設計士を指名したりすることが重要です。

契約後では、うまく交渉ができないですし、打ち合わせの段階で設計担当を変えて欲しいというのも気まずいので、必ず契約前に交渉してみましょう。

素晴らしい家が出来ますように、今日も応援しています!

まとめ

・凄腕設計士を仲間にすると、理想の家に近づく。

・凄腕設計士を仲間にするには、契約前に直接話す機会を作る。

・凄腕設計士を仲間にするには、それを契約の条件にする。

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